「ひらけゴマ! で鍵を開ける」を SESAME × Google Home(Google Assistant) でやってみた。取り付け方法と各種設定の説明

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セサミ スマートロック本体 パールホワイト + Wi-Fiアクセスポイント 工具不要取付 外出先からスマートフォンでドアを施錠解錠

セサミ スマートロック本体 パールホワイト + Wi-Fiアクセスポイント 工具不要取付 外出先からスマートフォンでドアを施錠解錠

スマートロック SESAME 思ったより大きいけど、同ジャンルの製品のなかでは大きくはない方らしい

この記事でできるようになること

  • 任意の音声コマンドで鍵の開閉
  • スマホアプリからBluetooth経由で鍵の開閉
  • 外出先からWi-Fi経由で鍵の開閉

ちなみにオートロックもついていました。

製品に付属している説明書があまり親切ではないので、説明書がわりとまではいかないまでも設置手順の参考にしていただければ幸いです。

SESAMEプロモーションムービー

こちらのおじさんは「オープンセサミ」と言いながらアプリを操作していますが、これがアプリを操作せずにGoogle Assistantに対して「オープンセサミ」と言うだけで鍵が開くようにするということ。

目次

SESAMEを買う前に準備すること

まずは自宅の鍵がSESAMEに対応しているか確認

対応している鍵のタイプ

工具は不要で、鍵部分を分解することもないので、賃貸物件でも大きさが合えば使えます。

SESAMEの内側はこんな感じ 大きさはタバコより少し大きいくらいで粘着テープでの取り付けです。

粘着テープは上下とも予備が2枚ずつ付属していました。サムターン部分がSESAMEの中央に来なくても上下左右で多少のズレは

声だけで鍵を開けるのに必要なもの

購入すべきもの

IFTTTで音声コマンドをトリガーとして受け取れればいいので多分Amazon EchoなどのAlexaでも行けますが、スマホからも音声コマンドを送信できるGoogle Assistantでなければ外出先から声で鍵を開けるというのができません。多分

というかぶっちゃけGoogle Assistantがあればいいので、「スマホのロックを解除する」という手間が発生しないこと以外Google Homeを用いるメリットは無いですね。

その他必要なもの

ここで重要なのがiPhone。僕はAndroidユーザーなので焦りましたが嫁のiPhoneを借りてなんとか設定できました。

というのもSESAMEのアプリはまだまだ発展途上で、Android版のアプリは機能が少なくSESAMEのWi-Fi設定が行なえませんでした。(2018/01/08 時点)

今後のバージョンアップに期待していますが、Android端末しか持っていないユーザーはこの記事で実現したい「音声での解錠」ができませんのでご注意ください。

次にWi-Fi環境がDHCPであるということ。これは自宅のWi-Fiが接続された機器に対して自動的にIPアドレスを割り振る機能が有効になっている必要があるということ。大抵の無線ルーターは初期設定でDHCPがONになっているはずです。

また、2.4GのWi-Fiのみに対応しており、5GのWi-Fiには対応していません。こちらも大抵の無線ルーターが2.4Gのはずですが、意図的に5Gのみにしている方は2.4Gを有効にする必要があります。

SESAMEの設置・設定方法

大まかな手順としてはこうです。

設置手順

  1. SESAME本体をサムターンにはめてきちんと回せるか確認
  2. 電池の絶縁シートを引き抜く
  3. 貼り付け部分をアルコールなどでキレイに拭き上げる
  4. なるべく本体の中央にサムターンが来るように貼り付ける
  5. Wi-Fiレシーバーをドアの近くのコンセントにセット

設定手順

  1. iPhoneで専用アプリをダウンロード
  2. SESAMEのアカウントを作成(GoogleやFacebookのIDでログインするとIFTTTの連携ができません)
  3. BluetoothでSESAME本体に接続してアプリから解錠/施錠できるか確認
  4. アプリからWi-Fiレシーバーを自宅のWi-Fiに接続しWi-FiレシーバーとSESAME本体をリンクさせる
  5. Bluetoothをオフにした状態でアプリから解錠/施錠できるか確認
  6. IFTTTでSESAMEのアカウントをリンクしてGoogle Assistantの音声コマンドをトリガーにしてSESAMEの解錠と施錠を設定

それでは実際にやっていきましょう。

SESAMEの設置手順

設置手順① きちんと回せるか確認

我が家の鍵はこんなかんじ。

これにSESAME本体を被せて引っかかったりせずに動くかどうかを事前に確認します。

めったに無いとは思いますが、ドアの端までの余白が極端に狭いとか、ドアノブとの余白がほどないとかだと厳しい。ドアノブに直接サムターンが組み込まれているタイプは設置不可能です。

もし無理そうだったら返品かな・・・。

無事にまわせました!

設置手順② 電池の絶縁シートを引き抜く

赤枠部分が絶縁シート

設置手順③ 次に設置するドアをアルコールなどでキレイに拭き上げる

当然ながら汚れやホコリがあると十分に接着できず、いざ操作した瞬間に本体がバコッと取れるなんてことにもなりかねないので、きちんと拭き上げましょう。

設置手順④ 上下のはくり紙を剥がして貼り付ける

色が違うのは何か意味があるのか不明ですが、両方剥がします。

そして内側に緑色のパーツがありますが、ここの間にサムターンがきっちり挟まれる形で設置しなければなりません。

前述しましたが、なるべく中央に来るように細心の注意をはらって貼り付けましょう!

設置手順⑤ Wi-Fiレシーバーをなるべく近くのコンセントにセット

USBで電源供給なのでUSB用ACアダプターが必要

この四角いのがWi-FiレシーバーこいつがSESAME本体とWi-Fiの中継器となります。とくに操作ボタンは見当たりませんが小さな穴が空いていて、設定が上手くいかなかった場合はここを針金などで押してやるとリセットできるようです。

そしてBluetoothなのでSESAME本体からあまり離れた場所に設置すると、通信が上手くいかない可能性もありますので、なるべく玄関付近のコンセントを使いましょう。

(ACアダプターなど付属していませんので、ご注意ください。最近はダイソーとかでも売ってます。)

SESAME/IFTTTの設定手順

設定手順① アプリのインストール

iPhone版で設定を行いましょう。Android版では現時点でWi-Fiの設定が不可能です。(2018/01/08 時点)

Sesame, by CANDY HOUSEを App Store で
「Sesame, by CANDY HOUSE」のレビューをチェック、カスタマー評価を比較、スクリーンショットを確認、詳細情報を入手。Sesame, by CANDY HOUSEをダウンロードして iPhone、iPad、iPod touch で利用。

設定手順② SESAMEアカウントの作成

CANDY HOUSEで登録/ログインを選択

オープンIDでログインするとIFTTTと連携できません。(試していませんが、AmazonのレビューにCANDY HOUSEのアカウントが必要との記載がありました。)

メールアドレスとパスワードを記入して、メール認証するだけです。

設定手順③ BluetoothでSESAME本体に接続してアプリから解錠/施錠できるか確認

Bluetoothを有効にした状態でアプリを起動すると最初に登録する鍵の名前の入力を求められます。

「かっこいい名前をつけてね」なんて書いてありますが、考えるのも面倒なので我が家の鍵の名前は「ごま」にしました。

そして、リンクが無事行われると、鍵が開いている状態の位置と閉まっている位置を記録する画面に移ります。これによって右回しだろうが左回しだろうが対応出来るということですね。

想像よりレスポンスがいいです。

設定手順④ アプリからWi-Fiレシーバーを自宅のWi-Fiに接続

アプリのメニューを表示して左にスワイプするとWi-Fiの追加設定が出てきます。

このときiPhoneが接続しているWi-Fiがレシーバーにも設定されるので、事前にiPhoneも2.4GのWi-Fiに接続しておきます。Wi-Fiパスワードを入力した後、レシーバーのランプの色が青く光れば正常に設定完了です。

設定手順⑤ Bluetoothをオフにした状態でアプリから解錠/施錠できるか確認

ここまででWi-Fi経由での解錠/施錠が可能になったはず。

試しにBluetoothをOFFにした状態でSESAMEのアプリから操作し、動けば設定完了!

何度か試しましたが、Wi-Fiの調子によるのかレシーバーと本体のBluetooth通信の調子によるのか、最短でも本体が動作するのに4秒かかり、長い時は20秒ほどかかりました。

コンセントから距離があるせいかと思い、モバイルバッテリーを使って本体とレシーバーの距離を1m以内にして2日ほどテストしましたが、同じような実行速度。Wi-Fi自体のスピードも平均で50mbps以上でているので問題ないはず。

もしかするとSESAMEのサーバーの問題もあるかもしれません。

設定手順⑥ IFTTTでSESAMEのアカウントをリンクしてGoogle Assistantの音声コマンドをトリガーにしてSESAMEの解錠と施錠を設定

まずはIFTTTのアカウントを作成しましょう。

IFTTT
See what's new on IFTTT, and browse collections of services and Applets curated by topic area. Discover new ways to do more with the services you love.

登録が完了したらさっそく各種連携の設定をしていきます。

IFTTTのMy Appletページ右上にある「New Applet」をクリック

トリガーになる +this をクリックして Google Assistantを選択・設定

このインターフェース地味にわかりづらいですが、「+this」を押すとトリガーの選択画面になります

assと入力したあたりで「Google Assistant」が出てくるのでクリック

Googleアカウントの連携がまだの方はこのへんで連携してもいいか確認されると思うので、GoogleアカウントでログインしてAPIを許可しておきます。

4つの選択肢から「Say a simple phrase」を選択

そして設定画面に次の画像のように入力します。

設定例

What do you want to say?

鍵を開けるのに使うフレーズ

What’s another way to say it? (optional) 

鍵を開けるのに使う予備のフレーズ

And another way? (optional)

鍵を開けるのに使う予備のフレーズ

What do you want the Assistant to say in response?

コマンドが受理された場合のGoogle Assistantの返答文言

Language

言語

最後に「Create Trigger」をクリックすれば鍵を開ける条件部分の設定が完了です。

コマンドが受理された場合のGoogle Assistantの返答文言の部分を「受理されました。ノブレス・オブリージュ(ry」とかにするとジュイスっぽく使えます。恥ずかしいのでやってませんが。

トリガーが発火した場合に「何をするか」の「+that」にSESAMEを設定

「+that」をクリックする

検索バーに「sesa」までうったところで「SESAME」が出てくるのでクリック

Sesame by CANDY HOUSE をクリック

Google Assistantの時と同様にSESAMEのAPI連携を求められるので、作成しておいたSESAMEのアカウントでログインして許可しておきます。

選べる実行内容は「open」か「close」のみ。今回は開ける方なので「open」を選択。

Open Sesame をクリック

設定した鍵の名前を選んで「Create Action」をクリック

我が家は「ごま」という名前をつけたのでそれが表示されています。

最後に内容確認画面が出るので「Finish」をクリックすれば設定完了です。

「Finish」をクリックして設定完了

ちなみにボタン手前の「Receive notifications when this Applet runs」というオプションは、これが実行されたら通知を受け取りますか?という内容です。

最初は正常に動いているか確認するためにもONにしておきましょう。

以上でようやく「声だけで鍵を開ける」準備が整いました。

「ひらけごま」で鍵を開けてみよう

スマートフォンでGoogle Assistant起動、もしくはGoogle Homeに「OK Google ひらけごま」と言ってみましょう。設定した返答文言で返してくれるはず。

ちなみに我が家では「承知しました。自宅の鍵を解除します。」と返答があった後に鍵が開きます。

もし正常に「ひらけごま」と認識されたにも関わらず検索が実行されるなどの場合は少し待ってから再度試しましょう。Google Assistantのトリガーとなる文言の反映には数分かかるようです。

声だけで鍵を閉める設定に「とじろごま」が使えない

IFTTTの設定は「ひらけごま」の時を参考に鍵を閉めるフレーズを設定してSESAMEのActionに「close」を選択すればいいのですが、ここで少々問題が発生。

「とじろごま」をフレーズに設定したまではいいものの、実際Google Assistantに「とじろごま」と言うと

「と白ごま」と解釈されてSESAMEのActionが実行されませんでした(笑)

仕方なく鍵をしめるときだけ「クローズドア」や「鍵しめて」と言っています。

外から大声で「ひらけごま!!!」と言えばだれでも開く?

Google Homeを設置していて、外の音ががっつり聞こえる環境だとありえなくもないでしょう。声紋認証しているわけでもないし。

例えばアパート・マンションなんかはドアにポストがついているので、そこをパカっとあけて・・・「OK!Google!! ひらけごま!!!」大声で叫べば親切なGoogle先生は鍵を開けてしまうはず。

対策としてはこのフレーズがバレないようにとか、防音性をあげるとか・・・?

フレーズを「解除コード1138」とかにするとかカッコイイかも(笑) 外でやって聞かれてたらアウトだけど。

IFTTTを使った連携はアイデア次第で無限大

SESAMEとGoogle AssistantをIFTTTでつなぎ合わせることで声だけで鍵が開けられるようになりました!

Google Assistant以外にも他のトリガーを設定したら面白そうですね。

ただ、IFTTTのトリガーにLocation(GPS)を使って家に近づいたら開くというのを試してみましたが、設定できる範囲が割りと大まかなので家に帰らず付近を通過しただけで解錠されてしまうなど少々セキュリティ的に怖い感じなのでやめました。

逆にSESAMEの解錠/施錠をトリガーにすることも可能なので、例えばSESAMEの鍵が開けられたらLINEに通知するとかも可能です。

他にはSESAMEが解錠されたらをトリガーにリモコンで家の家電を一斉にONにするとかすると面白そう。

家に帰って電気をつける→エアコンをつける→テレビをつける

だったものが

家に帰る→全部つく

になると凄く楽しいですね!

この辺も実装できたらまた記事にやり方をまとめたいと思います。